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常勤講師の社会保険継続に関して [働く者の健康・安全・安心・いのち]

昨日も市教委交渉がありましたが、今日は一日、静岡市教育委員会厚生係と静岡年金事務所に何度も電話でやりとりし、本当に疲れました。

用件は、今年度常勤講師として任用されていた人の社会保険が3月も継続扱いになるかどうか、です。
市教委は、来年度から任期付教員または臨時的任用教員として任用される人は、協会けんぽから公立学校共済組合に保険が変わるので、3月31日の空白のために協会けんぽから脱退し、3月分だけ国保に加入しなければならない、として手続きを進めています。「いきなり保険証を返せと言われた。」「国保に入れと言われたけど保険料が高すぎてビックリしている。」「任用が継続するのになぜ社会保険が切れるのか。」といった問い合わせが来て、市教委に問い合わせました。

市教委は、来年度からの任用は新しい制度での任用で、今までの任用の継続ではないから、社会保険の継続はできない、と主張します。

しかし、市教組が加盟している全日本教職員組合(全教)が厚労省に確認したところ、「制度や手続きには関係なく、同じ雇用主が同じ人を任用するのであれば、任用と任用の間に空白期間があったとしても社会保険は継続されるので、3月だけ国保に加入する必要はない」という回答でした。

そのことを市教委に伝えたのですが、厚生係担当者は「私も年金事務所に確認した。継続ではないと言われた。」と言います。

そこで、静岡年金事務所に確認したところ、適用調査課の担当者は「市教委から新たな任用だという説明があったので、それなら継続ではないと答えた。実態が継続的な任用であれば話は違ってくる。」ということで、厚労省の年金局にも問い合わせてくれました。
すると、年金局には他の自治体からのいくつか問い合わせが来ているとのことで、やはり全教が確認したとおり、「実態として同じ雇用主が同じ人を雇用しているのであれば、社会保険は継続となる。」という回答でした。

その後、静岡年金事務所と市教委厚生係で連絡を取り合い、一時は「やはり継続扱いにするべきでしょう。」となったそうなのですが、その通知を出す前に、静岡県や浜松市とも連絡をとってずれがないように調整してから、という話になりました。そして、連絡を取り合った結果、県教委はあくまで継続ではないと主張し、それに従った形で、またまた「やはり継続ではない。」という結論になってしまいました。

朝9時くらいから始まって夕方5時過ぎまで、何度も電話でやりとりして、結局市教委の判断をひっくり返すことができず、ドッと疲れました。
しかし、先ほど連絡があったのですが、全教のほうでもう一度動いてくれて、厚労省年金局が静岡県教委に対して「継続するべきだ。」ということを通知する、ということになったそうです。
ということで、まだまだ決着はついていません。なんとかして県教委や市教委の言い分をひっくり返したいと思います。
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