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臨時教職員長期経験者の切り捨ては絶対に許しません! [臨時教職員]

今年度から静岡市では3年の任期付教員が任用されています。任期が付く以外は正規とまったく同じ待遇です。
今年度は育休代替のみに充てられていますが、来年度からは定数内欠員補充にも充てることになっています。

今年の静岡市教員採用試験募集要項に、不合格者の中で希望する人を対象に任期付教員の選考を行う、とありました。

それで、教員採用試験を受けていない臨時教員を対象とした選考は秋以降に行うのかどうか(昨年はありました)、行うのであれば7月の教員採用試験での任用と秋以降の選考での任用と、どれくらいに人数バランスになるのか、市教委に確認しました。
市教委からの回答は
「現段階で、来年度どれくらいの数の『任期付教職員』が必要なのかわかりませんので、数字はお答えできません。2 次試験の合格発表(10 月 1 日)で任期付の名簿登載者を発表しますが、その段階で不足することになれば秋以降に実施することになります。」とのこと。
ということは、
まず、採用試験受験者のうち、任期付教員になれるのは1次試験合格者のみ、ということ。
そして、もしそこでたくさん任用された場合、秋以降の選考は行わない。つまり、教員採用試験を受けていない臨時教員(ベテランの人の多くが受けていません。)には任期付教員になるチャンスがなくなるということ。

そこで市教委には
「現場には教員採用試験を受けていない常勤講師がたくさんいます。その多くは、昨年の選考にチャレンジしたものの残念ながら採用にならなかった人たちです。それでも、昨年度は育休代替だけだったので、定数内欠員補充の人などは『今年は仕方ない。来年こそは。』と望みをつないでいます。そういう人たちに門戸を閉ざすことになってはならないと思いますが、いかがでしょうか? 長年静岡市の学校教育を支えてきた人たちを、何の説明もなくあっさり切り捨てて、教員採用試験で高得点をとっただけの経験もない人を任期付教員として任用するのでしょうか? 少なくとも、教員採用試験を受けなければ秋の選考はないかもしれない、ということを周知した上でしたらまだ理解できますが、それもないままの変更には納得がいきません。 この点について再検討された上で、改めての回答を求めます。」
と送り返しました。

長年働いてきた臨時教員を切り捨てるような施策は断固許すことができません。私たち市教組は、すべての臨時教職員長期経験者をまず任期付教員に、そして任期のない正規教員にするよう、これからも強く要求していきます。
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