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静岡市でも任期付教員募集が始まります! [臨時教職員]

4月からず~っと要求し続けてきた任期付教員の募集が、ようやく静岡市でも始まります。

募集する職は教員、養護教諭、事務職員、栄養職員で、産休代替に充てられます。
任期付教員の待遇は県と同じように、給料表、休暇などすべて正規教員と同じになります。任用期間は3年間なので、退職金も出るし、共済にも入れます。

募集期間は11月25日(金)~12月9日(月)
選考試験は12月21日(土)
市内の学校に勤務している臨時教員のみなさんには、校長から募集要項が配られているはずです。まだの学校の方がいたら、校長に聞いてみてください。また、現在市内の学校に勤務していない方でも応募できますので、市教委に問い合わせてみてください。

市教組が強く要望してきた、募集説明会の開催ですが、11月29日(金)に行われることになりました。ただ、確認したところ、参加する場合は年休を取らなければならないというので、抗議して、せめて義免にするように要求しています。

静岡県と静岡市の任期付教員は正規教員と同等の待遇、勤務条件になります。これは、臨時的任用教員(常勤講師)も同じです。学校現場で初めての同一労働同一賃金実現です。
しかし、他の自治体を見ると、任期付教員であっても給料表は1級だったり、臨時的任用教員の空白の一日はなくなっても昇給の上限は残ったりと、やはり正規とは格差をつけようとしているところが多いようです。
静岡で今回のような大幅な待遇改善が実現したのは、23年前に市教組と静岡高教組が中心になって市民団体「静岡県の臨時教職員制度の改善を求める会」を立ち上げ、それ以来、しつこく粘り強く、臨時教職員の待遇改善や教員採用制度の改善を求めて県教委や市教委と交渉し続けてきたことの成果だと思います。

ただ、今回の改善ですべての問題が解決したわけではありません。まだまだ辛い思いをしている人がたくさんいます。私たちは今回の成果を大きな自信にしつつ、さらなる改善をめざしてがんばります。
臨時教職員のみなさん、今こそ、待遇や採用制度を変えるチャンスです。現状を改善するためには、当事者の声、立ち上がりが大きな力になります。静岡市教職員組合には、臨時教職員部があり、今でも臨時教職員の組合員ががんばっていますが、この人数をもっと大きくしていけば、もっと大きな成果が得られるはずです。あなたもぜひ、私たちの仲間に加わってください。
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