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ひとりで悩まないで [働く者の健康・安全・安心・いのち]

夏休みも残りわずかですね。来週からもう始まるという学校もあるでしょう。もっとも、緊急事態宣言で夏休み延長になったところもあるようですが。
あなたは、学校再開が楽しみですか?子どもたちの顔を早く見たい!とワクワクしていますか?
それとも、学校が始まるのが憂鬱?「忘れてたのに、なんで思い出させるの!」というあなた、ごめんなさい。
夏休みがもうすぐ終わるこの時期、子どもたちの心が揺れるように、教職員の心も揺れます。このまま夏休みが続けばいいのに、と思うのはあなただけではありません。
もしも、あなたが今、また学校に行くくらいなら教師を辞めてしまいたい、と思ってしまうくらいに辛かったら、ひとりで悩まないでください。
私たち静岡市教職員組合に、あなたの胸の苦しみ、辛さを伝えてみてください。まずはメールで。メールだけでは表しきれない思いであれば、お目にかかって話を聞きたいと思います。
誰かに打ち明けることで、少し気持ちが軽くなることもあります。
もしかすると、あなたを救う手立てがあるかもしれません。
私たちは静岡市内の教職員でつくる組合ですが、静岡市の方でなくても、話を聞くことはできます。もし必要であれば、あなたの地域にあって私たちと同じ志を持つ仲間を紹介することもできると思います。
苦しい思いを抱えている人はたくさんいます。私たちはそういう人たちがひとりぼっちで悩んでいる状況をなんとかしたいと思っています。
もしよかったら、まずは市教組の相談メールアドレスにメールしてください。お待ちしています。

静岡市教組相談メール:shikyosonisodan@joy.ocn.ne.jp
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共通テーマ:学校

常勤講師の社会保険継続に関して [働く者の健康・安全・安心・いのち]

昨日も市教委交渉がありましたが、今日は一日、静岡市教育委員会厚生係と静岡年金事務所に何度も電話でやりとりし、本当に疲れました。

用件は、今年度常勤講師として任用されていた人の社会保険が3月も継続扱いになるかどうか、です。
市教委は、来年度から任期付教員または臨時的任用教員として任用される人は、協会けんぽから公立学校共済組合に保険が変わるので、3月31日の空白のために協会けんぽから脱退し、3月分だけ国保に加入しなければならない、として手続きを進めています。「いきなり保険証を返せと言われた。」「国保に入れと言われたけど保険料が高すぎてビックリしている。」「任用が継続するのになぜ社会保険が切れるのか。」といった問い合わせが来て、市教委に問い合わせました。

市教委は、来年度からの任用は新しい制度での任用で、今までの任用の継続ではないから、社会保険の継続はできない、と主張します。

しかし、市教組が加盟している全日本教職員組合(全教)が厚労省に確認したところ、「制度や手続きには関係なく、同じ雇用主が同じ人を任用するのであれば、任用と任用の間に空白期間があったとしても社会保険は継続されるので、3月だけ国保に加入する必要はない」という回答でした。

そのことを市教委に伝えたのですが、厚生係担当者は「私も年金事務所に確認した。継続ではないと言われた。」と言います。

そこで、静岡年金事務所に確認したところ、適用調査課の担当者は「市教委から新たな任用だという説明があったので、それなら継続ではないと答えた。実態が継続的な任用であれば話は違ってくる。」ということで、厚労省の年金局にも問い合わせてくれました。
すると、年金局には他の自治体からのいくつか問い合わせが来ているとのことで、やはり全教が確認したとおり、「実態として同じ雇用主が同じ人を雇用しているのであれば、社会保険は継続となる。」という回答でした。

その後、静岡年金事務所と市教委厚生係で連絡を取り合い、一時は「やはり継続扱いにするべきでしょう。」となったそうなのですが、その通知を出す前に、静岡県や浜松市とも連絡をとってずれがないように調整してから、という話になりました。そして、連絡を取り合った結果、県教委はあくまで継続ではないと主張し、それに従った形で、またまた「やはり継続ではない。」という結論になってしまいました。

朝9時くらいから始まって夕方5時過ぎまで、何度も電話でやりとりして、結局市教委の判断をひっくり返すことができず、ドッと疲れました。
しかし、先ほど連絡があったのですが、全教のほうでもう一度動いてくれて、厚労省年金局が静岡県教委に対して「継続するべきだ。」ということを通知する、ということになったそうです。
ということで、まだまだ決着はついていません。なんとかして県教委や市教委の言い分をひっくり返したいと思います。
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困ったらまず市教組に相談! [働く者の健康・安全・安心・いのち]

春は別れと出会いの季節。ただでさえ心が揺れ動く季節ですが、今年はいきなりの臨時休校に始まる自粛の連続で、例年以上に鬱々とした春になっています。
特に、この春に新規採用されるみなさん、転任されるみなさん、心の中が不安でいっぱいかもしれませんね。
着任したらしたで、新しい環境に慣れるまでは本当に大変です。

ところで、職場での悩みごとを、あなたはどうやって解決していますか?
不本意な人事異動。
(臨時教職員の方は)任用の話が来なくて不安。
授業がうまくいかない。
やりたい授業をやらせてもらえない。
学級経営がうまくいかない。
子どもや保護者とのトラブル。
上司からのパワハラやセクハラ。
退職を強要されている。
校務分掌の希望を聞いてもらえない。
同じ学年の人との人間関係で悩んでいる。
いきなり大きな仕事を任されて頼る人もいない。
嫌な仕事を押しつけられた。
健康上の悩み。
仕事で怪我をしたのに公務災害にしてもらえない。
等々

近くに相談できる人がいない。相談したけど相手にしてもらえなかった。相談を文句としか受けてもらえないかもしれない。
そんなときは、市教組に相談してください。
市教組は、組合員でなくても、どなたからの相談も受け付けています。
最初は匿名でもかまいません。まずはあなたの置かれた状況、率直な思いを、メールで送ってください。「特に答えを求めていないけど、こんなこともあるんだと知って欲しい。」そんなメールでもかまいません。

市教組は、今までにも多くの職場のトラブル、教育委員会に対する要望などを聞き、解決してきた実績があります。相談者の立場を守りながら、問題解決のために努力します。

困ったら、まず市教組に相談!
相談がある人は、次の専用アドレスにメールしてください。
shikyosonisodan@joy.ocn.ne.jp
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賃金格差が広がれば、ますます若者は [働く者の健康・安全・安心・いのち]

今日、静岡新聞21面で、
昨日、県内10か所でメーデーが行われたことを伝えたあと、

林県評議長の訴えを以下のように載せました。


「国会で審議が続く共謀罪法案について、
『市民や労働組合がターゲットになる』などと述べて、
廃案にするよう訴えました。
また、政府の経済政策について
『格差拡大を容認したものだ』
と批判した上で、
『東京と静岡の賃金格差が広がれば
 ますます若者は東京に集中する。
 地元の人口は少なくなる』
と県内企業の労働者の賃上げを強く訴えた。」


と。
そうだ!


で、
明日は5月3日(水)憲法記念日


 10:00~ 静岡市は常磐公園
   集会とパレード

 13:30憲法のつどい
   あざれあ 


海上自衛隊護衛艦『いずも』の
**米艦防護 断固抗議!
  「抑止力」どころか、戦争を煽っている!
  自衛隊員を危険な目にわざわざあわせるな!
  戦争に巻き込まれない手立てを! 

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日本の働く人全ての意識が変わって欲しい [働く者の健康・安全・安心・いのち]

過労自殺した高橋まつりさんの母親の手記
12月25日

 電通の新入社員だった高橋まつりさんが過労のため自殺してから25日で1年。高橋さんの母親の手記です。


 まつりの命日を迎えました。去年の12月25日クリスマス・イルミネーションできらきらしている東京の街を走って、警察署へ向かいました。嘘であってほしいと思いながら・・・。前日までは大好きな娘が暮らしている、大好きな東京でした。あの日から私の時は止まり、未来も希望も失われてしまいました。息をするのも苦しい毎日でした。朝目覚めたら全て夢であってほしいと、いまも思い続けています。


 まつりは、あの日どんなに辛かったか。人生の最後の数か月がどんなに苦しかったか。まつりはずっと頑張ってきました。就職活動のエントリーシートの自己PRの欄に、「逆境に対するストレスに強い」と書いていました。自分が困難な境遇にあっても絶望せずあきらめないで生きてきたからです。


 10歳の時に中学受験をすることを自分で決めた時から、夢に向かって努力し続けてきました。凡才の私には娘を手助けできることは少なく、周囲の沢山の人が娘を応援してくれました。娘は、地域格差・教育格差・所得格差に時にはくじけそうになりながらも努力を続け、大学を卒業し就職しました。


 電通に入ってからも、期待に応えようと手を抜くことなく仕事を続けたのだと思います。その結果、正常な判断ができないほどに追い詰められたのでしょう。あの時私が会社を辞めるようにもっと強く言えば良かった。母親なのにどうして娘を助けられなかったのか。後悔しかありません。

 
 私の本当の望みは娘が生きていてくれることです。まつりの死によって、世の中が大きく動いています。まつりの死が、日本の働き方を変えることに影響を与えているとしたら、まつりの24年間の生涯が日本を揺るがしたとしたら、それは、まつり自身の力かもしれないと思います。でも、まつりは、生きて社会に貢献できることを目指していたのです。そう思うと悲しくて悔しくてなりません。


 人は、自分や家族の幸せのために、働いているのだと思います。仕事のために不幸になったり、命を落とすことはあってはなりません。まつりは、毎晩遅くまで皆が働いている職場の異常さを指して、「会社の深夜の仕事が、東京の夜景をつくっている」と話していました。

 
 まつりの死は長時間労働が原因であると認定された後になって、会社は、夜10時以降消灯をしているとのことですが、決して見せかけではなく、本当の改革、労働環境の改革を実行してもらいたいと思います。形のうえで制度をつくっても、人間の心が変わらなければ改革は実行できません。


 会社の役員や管理職の方々は、まつりの死に対して、心から反省をして、二度と犠牲者が出ないよう、決意していただきたいと思います。そして社員全ての人が、伝統を重んじることに囚われることなく、改善に向かって欲しいと思います。日本の働く人全ての人の意識が変わって欲しいと思います。

16.12.20の夜8時①.jpg



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