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2月13日は第134回定期大会でした。 [活動報告]

2月13日は静岡市教職員組合第134回定期大会でした。
例年は午前午後と1日かけて定期大会を行っていましたが、組合員のみなさんの負担を考えて、今年から午後だけの半日開催になりました。また、新型コロナ感染予防対策として、オンラインでの参加も可能にして行いました。
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大会で確認された2021年度の活動方針を紹介します。
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2021年度市教組基本方針と重点課題

<基本方針>

(1)平和憲法を守り、軍隊も基地も核もない、誰もが安心して暮らせる日本を実現しよう。 (2)子どもの人格を尊重し、平和で民主的な社会の担い手を育てる教育を推進しよう。 (3)教職員の命と暮らしを守り、明るく働きがいのある職場を広げよう。  ※あらゆる活動の前進を勝ち取るため、組織の拡大・強化に全力で取り組もう。

<重点課題>
①憲法改悪を許さず、公正で民主的な政治を取り戻すよう、幅広い国民と連帯してあらゆる行動に積極的に取り組む。
★組合員が憲法や子どもの権利条約を語ることができるよう、組合内での学習に取り組む。
★新型コロナ対策を口実にした憲法への緊急事態条項追加、中国や北朝鮮の脅威を口実にした軍事力拡大などの危険性を教職員や市民に知らせ、反対の世論を高める。
★他の労働組合や市民団体と連帯して、「9の日行動」や憲法集会などの成功のために協力する。
②「しずおか型小中一貫教育」全面実施に向けた動きを注視し、問題点を広く知らせる活動に取り組む。学校統廃合に対しては断固反対の立場であらゆる手立てを尽くす。
★「しずおか型小中一貫教育を考える市民ネットワーク」への参加を組合内外に訴え、全面的に支援する。
★市教委に対し、「子どもと教職員の負担軽減」「必要な人員と予算の確保」「教職員、子ども、保護者、地域の声を十分に聞き一方的な押しつけをしない」を要求する。
★「小中一貫教育カリキュラム」の具体化が、教員の多忙をさらに進めたり、子どもの実態を無視して画一的な教育を押しつけるものになったりしないよう、職場での運動に取り組む。
★足久保小学校の移転問題、両河内地区や蒲原地区などでの小中統合問題について、保護者や地域住民の声を集め、問題点を明らかにして、市教委に計画の見直し改善を要求する。
③新型コロナ禍の中での1年間を総括し、その教訓を生かした新しい学校教育のあり方を提言し、実現に向けた運動を進める。
★より多くの教職員や保護者、市民に呼びかけて「めざせ20人以下学級!」の世論を高める。
★アンケート調査や相談活動などを通して新型コロナ禍による影響を把握し、必要な施策を市教委に提案していく。
★感染症予防の視点に立った学校行事や生活のルールなどの根本的な見直しが進むよう、職場での議論を広げる。
④2015年の公務員賃金の総合見直しにかかる現給保障打ち切りと県から政令市への事務・権限移譲により引き下げられた賃金・労働条件を回復し、向上をめざして人事委員会、市教委と粘り強く交渉する。
★当面、「両立支援休暇を3日に」「私傷病特休の取得手続きの簡素化」「不妊治療のための特別休暇」が実現されるよう強く要求する。
★浜松市など他の自治体が実施しているように、特殊業務手当の項目に「感染症対応業務」を加えるよう市教委に要求する。
⑤新たな任用制度確立の中で立ち後れている会計年度任用職員の待遇改善が早急に実現するよう、市教委に強く要求する。また、任期付教職員の導入が臨時教職員の正規化につながるものとなるよう、市教委への働きかけを強める。
★当面の課題として、「雇用保険の適用」「期末手当の支給」「非常勤講師の授業準備等のための時間の拡大」を市教委に粘り強く要求して実現を勝ち取る。
★「任期付教職員」から「任期のない教職員」への移行によって長期臨時教職員経験者の正規化が実現するよう、市教委に提案していく。
★臨時教職員部の活性化、非常勤職員部や学校司書部など非正規教職員の部会確立をめざし、重点的に組合加入の働きかけを進める。
★職場の臨時教職員を「コンパス」や「学ばナイト」に誘って、自分も参加する。
⑥教職員の多忙解消に向けた実行ある取り組みを市教委に強く要求すると同時に、現場の実態や要求を集め、積極的に提案をしていく。
★「静岡市部活動ガイドライン」の確実な実行を求める。
★契約更新を迎える校務支援システムの改善と、非常勤も含めた職員全員への端末支給を強く要求する。
★タイムカードによる勤務時間把握を実施するよう市教委に要求する。
★「1人1台タブレット」が教員の負担拡大にならないよう、現場の実態をつかみ、問題があればその都度市教委に改善を求める。
★「1年を単位とした変形労働時間制」導入に断固反対し、条例の制定を阻止するための働きかけを広く行う。
★スクールサポートスタッフの全校配置を市教委に要求する。
★「教育に穴があく」問題の解決に本気で取り組むよう、保護者と協力して市教委に要求する。
⑦深刻な子どもの貧困問題を解決し、すべての子どもにゆきとどいた教育・福祉を実現するための運動を、幅広い市民と共同して取り組む。
★「えがお署名」2000筆、「全国教育署名」8000筆を組合全体の目標として、全組合員が署名活動に取り組む。
★「静岡市よりよい学校給食を求める会」に幹事団体として参加し、学校給食の無償化を目指す。
⑧パワハラやセクハラの情報をいち早くつかみ、被害者の思いを尊重しながら、被害者を守るために素早く行動する。 ⑨浜岡原発再稼働反対の運動に連帯し、署名に取り組む。
⑩民主教育、平和教育を広げるため、「学ばナイト」「夏の市教組教研」の充実、全国および県の「教育のつどい」「TANE!」への積極的な参加をめざす。
★オンラインも活用して「学ばナイト」「夏の市教組教研」を再スタートさせる。
★「TANE!」への青年の参加、「教育のつどい」へのレポート参加ができるよう、早くから働きかける。
★新学習指導要領による授業への介入や、官製研修の強化による教員統制に反対し、教員の自主性・自立性を尊重した教育研究活動を推進する。
⑪あらゆる運動の前進を保障するための必要不可欠な課題として、組合員拡大と組合員の団結を高めるための取り組みに全力で取り組む。
★3月末までに、これまでに組合に誘ったことがある人にもう一度連絡をとり、状況をつかみつつ組合加入を訴える。
★「はくぼく」定期便郵送者を夏休みまでに50名に増やし、組合加入を視野に入れたつながりをつくる。
★全教共済の加入促進を組織建設の大きな柱として取り組む。組合員の全教共済加入を勧めると同時に、「共済カフェ」の取り組みを多くの分会に広げる。
★「静岡県青年教職員連絡会(仮)」の活動再開をめざし、全組合員で支えていく。
★組合員全員がどれか1つの専門委員会に加わり、組合員全員の意見と協力で市教組の活動を支えていく。
★介護や育児、健康上の困難などで、なかなか会合に参加できない組合員ともつながることができるような活動のあり方を工夫する。
★市教組の歴史を学び、魅力を語り合う場を増やす。
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