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緊急要求書を市教委に送りました [市教委への要求・申し入れ]

市教委に次の要求書を提出しました。

「この間生起した問題に関わる緊急要求書」

 今年度も半ばを過ぎようとしていますが、学校現場から見ると、見過ごせない事態や事件がいくつか生起しています。
 また、来年度以降を見据えた場合、この時期に是非実現の方向でご検討いただきたい事案もあります。



1.今年度のような異常な気象状況や昨今の生活環境、子どもたちの学習環境の保障等も踏まえ、市内全教室にエアコンを設置すること。

2.夏季休業のあり方を再考し、子どもたちの学習・生活環境の充実及び教職員のゆとりある勤務と生活を保障するために、夏季休業期間を市内でそろえ、かつ、期間を延長すること。

3.今年度通知・連絡が遅く、現場の対応を困難にさせた「自由研究」に関する連絡文書及び「食育研修会」の開催通知について、来年度改善を図ること。
※ 「自由研究」7月10日過ぎに現場に届く。
   ※ 「食育研修会」8月17日開催について、7月13日付文書で届く。

4.東豊田中の外壁落下事故を教訓に、現場点検・対応のみとせず、全市的に専門家による必要な点検・修繕・改修を徹底すること。東豊田中の1985年建設、「経年劣化の可能性」をひとつの基準とすること。

5.今回の教員の不祥事について、現場対応とせず、市教委の責任と改善方針を明らかにすること。
   ① マスコミ報道を主な資料とせず、市教委による資料提示を行うこと。
   ② 該当教員に対しての、採用責任、今までの指導責任を明らかにすること。
   ③ 教職員間のコミュニケーションや相互援助等が取りにくくなっている現状を認め、「管理強化」では  なく、学校現場・教職員間の「自浄能力」が高まる環境改善について検討すること。
   ④ 写真撮影について、教育活動に活用(時には高価な器財を私物として購入して使用)してきた教職員の努力を今まで認めてきておいて、手のひらを返したような対応について反省し、その旨の見解を出すこと。

6.校舎、体育館などのバリアフリー化を急ぐこと。
   ※ 福祉教育実践校なのに、スロープがなく車いす使用の方が校舎や体育館に入ることができないという実態がある。
     また災害時緊急避難場所の観点からも検討が必要である。

7.管理職のパワハラ・セクハラ防止に早急に対応すること。
   ※ 職員の前で職員を怒鳴る、「臨時のくせに」などの暴言を吐く、特定の教職員に対して無理難題を押しつけるなどの例が見られる。

8.市教委の「学校訪問」9月末・10月上旬(前期末)訪問はやめること。
   ※ ある中学校では、9月半ば体育祭、成績、職員会議、成績所見締切、「訪問」、学校評議委員会と続いた。
   ※ 期末期、単元週末時期に「研修テーマに基づく授業」を求めるのは無理ではないか。また、訪問授業のため、その単元の「まとめ」ができず、成績を付けるのが困難であった例もある。

9.「静岡市立学校教職員労働安全衛生管理規定」を制定すること。「規定」作成に当たっては、別に当組合が要求している内容(2008年10月23日付『静岡 市立学校・園労働安全衛生体制確立の要求書』)を組み入れること。

10.「臨時的任用教職員及びパート職員の雇い入れ時健康診断」及び「継続して1年以上任用されている臨時的任用教職員及びパート職員の定期健康診断」を実施すること。(2007年12月26日付『臨時教職員等の健康診断に関する要求 書』1及び2) 

11.「静岡市児童相談所」と学校(及び関係医療機関・病院)との密接な連携が可能となるよう、学校現場の声を聞き、保健福祉子ども局(子ども青少年部)との協議を行うなど、改善の措置を早急にとること。
   ※ 緊急性を要する事態や専門性を要する事態に対しての「静岡市児童相談所」の対応への不満がいくつかの学校から出ている。
   ※ 子どもの成長や発達にとって重要な時期に、必要な手だてが取られない、または不十分であるという憂慮の声が上がっている。 
以上











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