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木村裁判第2回口頭弁論開かれる [木村裁判]

「なぜ自殺に追い込まれたのか?」の解明こそ必要

   木村百合子さんの過労自殺裁判、第2回口頭弁論開かれる

 11月20日(木)14時より静岡地裁にて、木村百合子さん(教員)の過労自殺の公務災害認定を求める第2回口頭弁論が行われました。

 はじめに裁判長より「被告(公務災害基金)は、どのようなことを主張していくか」との問いがあり、基金側弁護士は「うつ状態とうつ病の違いについて専門家である医師の診断を仰ぎたい」と答えました。
 また裁判長は、木村さんが過重な仕事をしていなかったと言うなら、もっと具体的なデータを出すように、とも要請したと言うことです。

 ※ 現在の教員初任者が「過重な仕事をしていない」とういうデータ?果たして、どんなデータを出すのでしょう?年間の初任者研修計画?その都度の前後の報告書?・・・

 それに対して、木村さん側の塩沢弁護士は「病名のことやー般的なことより、具体的に百合子さんがどのような精神的負担を感じ、自殺に至ったかを、事実に即して解明することが必要だ」と今後の進行について強調しました。

※ おわかりでしょうか?木村さんだけの問題ではなく、今の学校職場がどうなっているのか?が、裁判を通してあばかれようとしています。そのための働きかけがもちろん必要ですが。多くの教職員のみなさんの、「データ」が寄せられることが必要です。是非、声を寄せてください。
※ そうでないと、裁判官は、基金の言い分を鵜呑みにしてしまいます。静岡地裁での尾崎裁判の経過を見てください。よくわかります。

 公判終了後、弁護士会館でまとめを行い、ご両親から「娘の死をむだにしたくない」と改めて裁判の意義の訴えがありました。

 次回、口頭弁論は来年2月12日(木)13時30分~静岡地裁5階6号法廷

是非、傍聴に駆けつけてください。
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