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秋、市教委への 20の 重点要求 [市教委への要求・申し入れ]

秋から来年に向けて市教組の対市教委20の重点要求


あなたの思いは、入っていますか? ~9月27日提出~


秋から来年に向けての私たちの要求をまとめ、市教委に提出しました。市教委は「財政難」を盾にするでしょうが、子どもたちや教育にとっては、今が大事です。ここにこそ必要な施策をと訴えていきます。20の重点要求をご覧ください。

1.東日本大震災および福島第1原発からの放射能 漏れの教訓を生かし、子どもと教職員が安全・安心の下に過ごすことのできる学校環境を確保すること。
① 老朽化した校舎の改修・改築、津波対策などの措置を早急に行うこと。
② 避難所施設整備とあわせて、各学校のバリアフリー化を急ぐこと。
③ 各学校で放射線量の測定を行うことのできる体制をつくること。
④ 給食食材の安全確保に努め、常に情報を公開すること。
⑤ 避難所施設整備とあわせて、冷暖房設備(エアコン)を設置し、夏季高温および冬季低温環境の改善を図ること。
⑥ 浜岡原発の永久停止・廃炉を要請すること。当面、浜岡原発数十㎞圏内であることから、浜岡原発の安全性確保について、貴職としての主張や要請を行うこと。

2.「教育職員始業終業時刻等記録簿」をもとに、長時間過密勤務解消のために早急にかつ具体的な改善措置を講じること。当面、突出した人数の学校に対しては、早急に調査し是正措置を取らせること。また、事務職員についても調査し改善措置を取ること。

3.静岡市立学校・園教職員労働安全衛生管理規定を早急に制定し、労働安全衛生体制に教職員を組み込むこと。その際、産業医の拡充、各学校に安全衛生委員会設置など、予算措置も含め、十分な体制とすること。

4.「教職員評価」制度を廃止すること。当面、「賃金への反映」「人事への活用」「新しい職導入」に連動させないこと。 
 
5.初任者研や10年研を教職員の負担にならず、子どもたちにしわよせが行かない制度に改善すること。当面泊を伴う研修の廃止、事前事後の報告の廃止・簡素化、所属校の教育課程優先などの措置を取ること。

6.妊娠している小学校女性教員の体育代替者の派遣、部分休業や育児短時間勤務制度など利用しやすい環境づくりなど、母体保護のための施策の充実を図ること。

7.臨時教職員について、県と同様に雇い入れ健診及び定期健診を公費で実施すること。

8.提出・報告文書の精選・簡素化、提出期限の配慮などに努めること。学校の実態や負担を無視して提出書類を増やすなどを行わないこと。

9.減らされている学校配当予算を、学校現場の要求や実態、教育課程実施の必要性に見合ったものになるよう確保・拡充に努めること。

10.学校図書館の充実のため、9学級以下への学校司書配置、学校司書の待遇改善、冷暖房(エアコン)設置などを行うこと。

11.養護学級の特別支援員の増員を図ること。当面、配置基準の改善を図ること。

12.学校行事や出張等で養護教諭が不在の場合の代替要員配置を、公費でまかなうこと。

13.学校用務員及び市費事務職員を正規職員とすること。

14.就学援助の条件を維持・拡大すること。申請を静岡市教育委員会でも受け付けるようにすること。

15.非常勤職員の雇い止めを廃止すること。

16.非常勤職員に授業日以上の勤務日を確保すること。

17.文科省全国一斉学力テスト(学力・学習状況調査)を実施しないこと。「希望利用」による全校実施をやめること。

18.学校給食の民間業者委託・PFI化を撤回すること。

19.「熱血教師塾」を廃止すること。

20.指導要録の電算化を推進すること。

以上
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静岡市教委に要求している24の重点項目 [市教委への要求・申し入れ]

静岡市教職員組合2011年度春闘要求 24の重点項目

【 1】東日本大震災および福島第1原発からの放射能漏れについて、被災者救援及び静岡市での防災上の見直しなどに取り組むこと。 ※ 別の要請で、「子どもたちへのケア」「文科省の発した文書への対応」などについて申し入れています。


【 2】  「教育職員始業終業時刻等記録簿」をもとに、長時間過密勤務解消のために早急にかつ具体的な改善措置を講じること。当面、「45時間超3月」、「80時間超2月」「100時間超」の勤務者や突出した人数の学校に対しては、早急に調査し是正措置を取らせること。
※ この「記録簿」が始まってから4年目になりますが、3年目の昨年度も長時間の時間外勤務者は、減るどころか増えています。


【 3】事務職員も調査対象に入れること。


【 4】 勤務時間の15分短縮について、実質の短縮ができていない実態を認め、業務の縮減措置を講じること。また、各学校を具体的に指導すること。


【 5】静岡市立学校教職員労働安全衛生管理規定を制定すること。「規定」作成に当たっては別に当組合から要求している内容(2008年10月23日付『静岡市立学校・園労働安全衛生体制確立の要求書』)を組み入れること。 ※「園」とは、幼稚園のことです。


【 6】(教職員評価制度を)「賃金への反映」「人事への活用」「新しい職導入」に連動させないこと。
※ 静岡市は、「試行」を取ったと言っています。どういうことでしょうか?


【 7】教職員の負担が大きく、子どもたちへのしわよせも大きな問題となっている初任者研や10年研等の持ち方を改善すること。当面泊を伴う研修の廃止、事前事後の報告の廃止・簡素化、所属校の教育課程優先などの措置を取ること。
※ 県教育長も「コンパクトにしたい」と。


【 8】(臨時教職員について)労安法に基づき、雇い入れ健診及び定期健診を公費で実施すること。


【 9】 (養護教諭に関わって)就学時健診がすべて学校任せになっている実態を改善すること。


【10】(事務職などのパソコン作業に関わって) 厚生労働省新VDT作業基準に基づく作業環境への改善を図ること。


【11】 県教委2009年3月19日「学校運営の見直し、改善」通知及び同2010年4月「学校運営改善事例集」の周知徹底を図るとともに、1996年同趣旨通知後の不徹底の反省も踏まえた施策を行うこと。
※ 浜松市は出しました。


【12】 学校現場の要求や実態、教育課程実施の必要性に合わせた配当予算の確保に努めること。
※ 学校当たり数十万円も減額になり、教育活動に支障をきたしています。静岡市の教育予算割合は、10年前15%から、今年度7.5%にも落とされています。


【13】(少人数学級実現に関わって) 「加配」活用によって、授業持ち時数の増加や教科担当教員の削減による免許外教員の増加などのしわよせが現場に来ないよう、最大限の努力をすること。
※ 文科省の小1の35人学級、静岡式の中学、小5、6の35人学級も、担任の定数を増やすのではなく、従来「加配措置」としていた教員数を担任に振り分けただけです。


【14】 学校司書の「5年雇い止め」の任用制度をやめ、安定的・継続的に仕事を進められる任用制度に改めること。
※ 学校司書の時給は、静岡市の非常勤職員の中でも、最低です。また、5年で一旦辞めなければならない制度です。これは、非常勤職員全体にもかかわることです。


【15】 老朽化した校舎の改修、改築を急ぐこと。窓の落下、ドアの外れ、雨漏り等の実態を正確に把握し、根本的な改修措置を施すこと。
※ 耐震補強をしたと言いますが、昨年9月の東豊田中外壁(築1985年)落下事故でもわかるように、校舎の老朽化は、深刻な問題となっています。


【16】 各学校の教室等の環境を実態調査し、十分な学習環境の確保に努めること。当面、夏季の高温および冬季の低温環境の改善のため、冷暖房設備(エアコン)を完備すること。
※ 昨年の猛暑では、「37℃の教室では勉強できない」の声があがっていました。熱中症対策としても。
  市教委は、「通風で」と言いますが、学校の校舎は、窓が南向きで運動場側の場合が多いです。窓を全開すると、強風がプリントやノートを吹っ飛ばします。開けていられません。


【17】 通級指導教室の教員を「配分」でまかなわず、人員を増やし、かつ教員1人当たりの担当児童・生徒数も減らすこと。また設置学校数を増やし、財政的な基盤の充実、人員配置の教育的配慮に努めること。
※ 通級指導教室では、先生一人が20人近くを担当しています。じっくり1対1が必要なのに、とても回りません。送迎が困難な保護者もおられます。


【18】 2008年3月31日県教委通知に沿って専門的代替者を派遣し、専門でない教職員の対応によって子どもの健康や安全をそこなうことのないようにすること。
※ 修学旅行などで養護教諭が不在の時、静岡市の多くの小中学校では、看護師さんをその期間、お願いしています。その費用は、PTAから支出。これっておかしくないですか。10数年来の要求です。


【19】 就学援助の申請を静岡市教育委員会でも受け付けること。
※ 静岡市では、「学級担任を通す」ことになっています。これでは、申請しにくい(相談しにくい)保護者もいるのでは。

【20】 各学校の鑑賞教室に対して必要な援助を行うこと。とりわけ小規模校等多額の負担となる学校の実施に対して補助を行うこと。
※ 演劇教室など、一人800円くらいの観劇料を積立金(つまり個人負担)から支出します。小さな学校では、呼べません。


【21】 (学校給食について)民間委託による問題点を長期的視野に立って調査し、明らかにすること。
※ 静岡市では、学校給食センターの調理部門を民間委託化しつつあります。「学校給食法」があるように、学校給食は、「教育の一環」としても行われています。そこに、「営利」「株主に責任をもつ」企業が入る余地が、あるのでしょうか。また、栄養士は、違法な「偽装請負」にならないように、必要な指示を出すことができているのでしょうか。おっと、指示を出してはいけないですよね。「伝達」できているのでしょうか。


【22】  「熱血教師塾」は、違法な「青田買い」に酷似しかつ受験者への不公平な扱いとなり、臨時講師には多忙に拍車をかけ、採用に当たっては多数を不合格とするなど、教育委員会の任務とはかけ離れたものなので、直ちにやめること。
※ 田辺新市長は、小嶋前市長の公約だった「熱血教師塾」を受け継ぐと言いました。でも、教員を採用する教育委員会が、教員を育成することまで手を出していいとは思えません。受験前に、お墨付きを採用者が与えるようなものです。また、昨年の第1期生30人中(教師塾試験で合格した人)、10人が教員採用試験に不合格となりました。毎週のように土曜日に集めて、レポート漬け(帰宅後の仕事)にさせて、ひどい話です。
 しかも、講師の退職校長から「子どもをしつけるには、中途半端はいけない。徹底してやること。」「毎日、同じことを規則正しくやる作法を身に付ける場が小学校」などと、学校では一致点ではない話がされています。


【23】 指導要録の電算化を推進すること。


【24】 必要な代替講師が配置できない事態にならないような措置を講じること。
※ 介護で特別休暇を取りたいと言った教員に「代わりの講師は自分でさがせ」と言った校長がいました。
教員免許更新制も行われているので、代替講師をやってくれる方が少なくなるのではとも、危惧されています。



長くなりましたが、ご意見をくださ~い!
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福島第1原発事故での放射能漏れで・・・  [市教委への要求・申し入れ]

市教委へ『東日本大震災及び福島原発放射能漏れに関しての質問と要請』を送る

組合員からの要請や、事態の推移を見て3月15日に下記の文書を市教委に送りました。

 3/17に電話で簡単な説明がありました。
各職場で、校長にも話を聞いてください。

『東日本大震災及び福島原発放射能漏れに関しての質問と要請』

1.放射線量測定及び被ばく被害防止について

 報道(静岡新聞夕刊3月15日)によると、「各地で高い放射線量」とし、「北からの風に乗って放射性物質が拡散している影響」から「神奈川県内でも通常の10倍近い値が出た」ということです。懸念される事態について以下に質問します。

① 放射線測定が行われているのか。またその情報が市教委にも伝えられているのか。

  ② 福島原発の放射能漏れに対して、情報収集や安全対策が行われているか。
   行われていない場合は、今後検討しているか。

 また、以下の要請をします。

  ① 放射線量測定及び被ばく被害防止について、状況や対策を子ども、保護者、学校等に常時明らかにすること。
  ② 浜岡原発に関しての防災計画・方針を静岡市・市教委として検討すること。

2.東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)への対応について

 今回の震災は、東海地震の不安を抱える静岡市にとって、遠くから心配するだけにはいきません。ついては以下の質問をします。

  ① 「未曾有の被害」「想定外」と言われていることで、今までの対応を見直すつもりでいるか。また、そのための調査研究を行う予定はあるか。
  ② 子どもの教育に関わって、この震災を教訓とするための方策をとる用意はあるか。また、そのための調査研究を行う予定はあるか。(教材資料など)
  ③ 避難場所としての学校に関わって、この震災を教訓とするための方策をとる用意はあるか。また、そのための調査研究を行う予定はあるか。
  ④ 市教委として、震災被害・被害者支援を行う用意はあるか。
  ⑤ 「ボランティア休暇」について改めて周知徹底させるつもりはあるか。        以上



 3/17の電話による市教委担当者の話。

 1の① 静岡県の測定は文科省委託で静岡県環境衛生科学研究所(城北小のとなり)が行っており、

現在静岡県のHPに『東京電力福島第一原子力発電所の緊急事態に伴う静岡県内の環境放射線測定結果』

が出ている。担当の保健担当がそれを見ている状況。


 1の② 「静岡県防災教育基本方針」に沿っている。市独自のものにするか未定。

 2の⑤ 特に通知する予定はない。

 現段階では、その程度です。今後、「想定外」と言わせないよう、追求していきたいと思います。

 この件で情報や意見がありましたら、寄せてください。


尚、以下の情報も入っています。

 東京の多摩市では、3月15日付で「福島第一原発事故報道に対する対応について」という文書が教育長名で出されました。その概略をお知らせします。

「念のため」と前置きして、

・登下校の祭には、マスク等を着用する。
・長袖の上着、長ズボン、帽子などを着用する。
・帰宅後は、シャワーを浴びたり、タオルで全身を拭いたりする。
・下校後は、できるだけ屋内で過ごす。
・窓や扉を閉めて、換気扇なども必要以上に使用しない。

 
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緊急要求書を市教委に送りました [市教委への要求・申し入れ]

市教委に次の要求書を提出しました。

「この間生起した問題に関わる緊急要求書」

 今年度も半ばを過ぎようとしていますが、学校現場から見ると、見過ごせない事態や事件がいくつか生起しています。
 また、来年度以降を見据えた場合、この時期に是非実現の方向でご検討いただきたい事案もあります。



1.今年度のような異常な気象状況や昨今の生活環境、子どもたちの学習環境の保障等も踏まえ、市内全教室にエアコンを設置すること。

2.夏季休業のあり方を再考し、子どもたちの学習・生活環境の充実及び教職員のゆとりある勤務と生活を保障するために、夏季休業期間を市内でそろえ、かつ、期間を延長すること。

3.今年度通知・連絡が遅く、現場の対応を困難にさせた「自由研究」に関する連絡文書及び「食育研修会」の開催通知について、来年度改善を図ること。
※ 「自由研究」7月10日過ぎに現場に届く。
   ※ 「食育研修会」8月17日開催について、7月13日付文書で届く。

4.東豊田中の外壁落下事故を教訓に、現場点検・対応のみとせず、全市的に専門家による必要な点検・修繕・改修を徹底すること。東豊田中の1985年建設、「経年劣化の可能性」をひとつの基準とすること。

5.今回の教員の不祥事について、現場対応とせず、市教委の責任と改善方針を明らかにすること。
   ① マスコミ報道を主な資料とせず、市教委による資料提示を行うこと。
   ② 該当教員に対しての、採用責任、今までの指導責任を明らかにすること。
   ③ 教職員間のコミュニケーションや相互援助等が取りにくくなっている現状を認め、「管理強化」では  なく、学校現場・教職員間の「自浄能力」が高まる環境改善について検討すること。
   ④ 写真撮影について、教育活動に活用(時には高価な器財を私物として購入して使用)してきた教職員の努力を今まで認めてきておいて、手のひらを返したような対応について反省し、その旨の見解を出すこと。

6.校舎、体育館などのバリアフリー化を急ぐこと。
   ※ 福祉教育実践校なのに、スロープがなく車いす使用の方が校舎や体育館に入ることができないという実態がある。
     また災害時緊急避難場所の観点からも検討が必要である。

7.管理職のパワハラ・セクハラ防止に早急に対応すること。
   ※ 職員の前で職員を怒鳴る、「臨時のくせに」などの暴言を吐く、特定の教職員に対して無理難題を押しつけるなどの例が見られる。

8.市教委の「学校訪問」9月末・10月上旬(前期末)訪問はやめること。
   ※ ある中学校では、9月半ば体育祭、成績、職員会議、成績所見締切、「訪問」、学校評議委員会と続いた。
   ※ 期末期、単元週末時期に「研修テーマに基づく授業」を求めるのは無理ではないか。また、訪問授業のため、その単元の「まとめ」ができず、成績を付けるのが困難であった例もある。

9.「静岡市立学校教職員労働安全衛生管理規定」を制定すること。「規定」作成に当たっては、別に当組合が要求している内容(2008年10月23日付『静岡 市立学校・園労働安全衛生体制確立の要求書』)を組み入れること。

10.「臨時的任用教職員及びパート職員の雇い入れ時健康診断」及び「継続して1年以上任用されている臨時的任用教職員及びパート職員の定期健康診断」を実施すること。(2007年12月26日付『臨時教職員等の健康診断に関する要求 書』1及び2) 

11.「静岡市児童相談所」と学校(及び関係医療機関・病院)との密接な連携が可能となるよう、学校現場の声を聞き、保健福祉子ども局(子ども青少年部)との協議を行うなど、改善の措置を早急にとること。
   ※ 緊急性を要する事態や専門性を要する事態に対しての「静岡市児童相談所」の対応への不満がいくつかの学校から出ている。
   ※ 子どもの成長や発達にとって重要な時期に、必要な手だてが取られない、または不十分であるという憂慮の声が上がっている。 
以上











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「市教育振興基本計画素案」に意見を出そう! [市教委への要求・申し入れ]

 意見を送ろう! 市教委の「静岡市教育振興基本計画(素案)」に対して・・・

★「静岡市教育振興基本計画」とは、教育基本法改悪により、行政が一方的に教育の方針をたてることになったものです。条件整備を後景に押しやり、行政が教育に口を出すことができるというお墨付きを与えた危険なものです。

★「愛国心」「道徳」などの強制、現場で反対の多い施策の推進、教職員管理強化などが見え隠れしています。勝手なことをさせないために、歯止めをかける必要があります。

★一方、「推進」「取り組む」などの言葉で、人も金もかけず、さらに現場の業務を増やしていこうとしています。これ以上は無理だ!人(正規職員増)と金(学校配当予算等の増)をよこせ!など、声を出していく場として、少しでも「改善」させるための場として意見を出しましょう。

☆静岡市教育振興基本計画(素案)は市教委HPで見ることができます。

静岡市教育委員会HPから

「静岡市教育振興基本計画(素案)」へのご意見を募集します
 静岡市教育委員会では、改正教育基本法の理念を踏まえ、平成22~26年度を計画期間とした静岡市教育振興基本計画を今年度中に策定いたします。
 本計画は、本市の教育全般についてのビジョンを示すとともに、教育施策を総合的、体系的に位置付け、これを実行することで本市教育の更なる振興を図ろうとするものです。そこで、その素案に係る市民意見公募手続(パブリックコメント)を実施し、市民の皆様からのご意見等を募集いたします。

意見募集期間 平成21年12月22日(火)から平成22年1月22日(金)まで

閲覧資料 ■ 静岡市教育振興基本計画(素案) (  表紙・目次 /  本文 )

資料の閲覧場所及び意見提出書類を備え置く場所
○ 静岡市教育委員会事務局 教育部 教育総務課(静岡市役所清水庁舎8階)
○ 各区役所(葵区、駿河区、清水区の市政情報コーナー)
○ 静岡市ホームページ(http://www.city.shizuoka.jp/deps/kyoikusoumu/

提出方法
■ 郵便、ファクシミリ、持参の場合
意見応募用紙に記入の上、下記まで送付。
(提出先)〒424-8701 静岡市清水区旭町6番8号 静岡市役所清水庁舎8階       静岡市教育委員会事務局 教育部 教育総務課あて ファクシミリ 054-354-2472

■ 電子申請 専用フォームに入力してください。 静岡市ホームページのトップページ右上「電子申請」から専用フォームに入力してください。教育総務課ホームページからも同様の手続ができます。なお、個人情報保護のため通常のEメールではお受けできません。必ず専用フォームをご利用ください。※電子申請・届出サービスをご利用になる前に…(利用環境をご確認ください)

【 ご意見の取り扱いについて 】
 提出いただいたご意見は、計画策定の参考とさせていただきます。お預かりした個人情報につきましては、厳正に管理を行い、他の目的に利用することはありません。また、個人が特定できないよう編集した上で、意見の要旨を市ホームページ等で公開させていただきますのでご了承ください。  

お問い合わせ 静岡市教育委員会事務局 教育部 教育総務課 企画担当
      電 話 054-354-2505  FAX 054-354-2472
以上 市教委HP

 是非、市教委のパブリックコメントへ!

 また、正月・冬休みを挟んで、しかもたった1か月の短期間で、静岡市教委が意見募集していることを、大勢の方に知らせてください。
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静岡市教委へ 09年度末人事異動要求書を送りました [市教委への要求・申し入れ]

人事異動の要求書を静岡市教委に送りました。11月中旬には、静岡市校長会にて人事異動方針が発表される予定です。

2009年10月16日
静岡市教育委員会
教育長  様
                           静岡市教職員組合
                           委員長  

2009年度末人事異動に関する要求書

 貴職におかれましては、日頃静岡市の教育の発展・向上のためにご尽力されていることに敬意を表します。
 さて、私たちはこれまでも「人事は教職員の生活権と子どもたちの学習権の保障に関わる重大な問題」と位置づけ、異動に際しては教職員の身分の尊重および待遇の適正化について十分に配慮するよう要求してきました。
 また人事異動は「教職員の勤務条件の変更」であることも言うまでもありません。市教委実施の「勤務状況調査」や、「勤務時間の適正化」通知が明らかにしたような多忙な勤務の中で、通勤条件の緩和などよりゆとりをもって勤務できるよう、従前以上に「希望と納得」が尊重されることを要求するものです。
 ゆきとどいた教育の保障、民主的で活力ある職場づくり及びCEART勧告尊重の立場に立ち、人事異動に関わる問題について、組合と誠意ある交渉を行い、その合意に達した事項によって公正で明朗な人事異動を行うよう強く要求します。
 よって、下記事項について11月中旬までに文書にて回答されることを求めます。



1 「勤務状況調査」でも明らかなように、時間外勤務や休日出勤が常態化し、また授業中職員室に誰もいない時間帯が生じるなど、長時間・過密な労働の実態を踏まえ、ゆとりを持って教育ができるよう増員・加配を含めて適正な人事配置を行うこと。その際、職場の年齢構成のバランスに配慮すること。

2 「定数内臨時教職員」を置いているという異常な事態を是正し、正規教職員を配置すること。

3 本人の意思を尊重した、納得・合意に基づいた公正かつ民主的な人事を行うこと。強制的かつ機械的な人事や差別的人事は一切行わないこと。

4 最低でも5、6年は同一校勤務を保障すること。また、そのためにも新規採用からの10年間に3校という形式的な異動はやめること。

5 校長への「個人希望調査」提出については、十分な考慮期間が保たれるように指導すること。また市教委の人事日程についてもその旨考慮して設定すること。

6 希望校を「3区にまたがって書く」などの強制はさせないこと。

7 留任希望者を転任対象としたり、転任希望者を留任対象とする場合は、本人の「意思の形成過程」を大切にする観点から、1月中に本人に意向を打診し、無理強いのない「希望と納得」の人事となるようにすること。

8 通勤条件について、長距離・長時間の通勤とならぬよう十分配慮すること。

9 妊娠中、産休中、育休中の教職員に対する人事は、母体保護最優先等の配慮をすること。不妊治療中の教職員や育児短時間勤務希望者等への配慮もすること。

10 保育園等への送迎など子育てに関わる教職員や家族の看護・介護などが必要な教職員については、状況や意向を十分に把握し、無理のない勤務を保障すること。

11 通院加療中または再発しやすい病歴のある教職員についてはその便宜を最優先すること。

12 地教委間異動・県立学校への異動・「北上」等については、確実に本人の同意を得ること。家族別居・遠距離通勤等、結果的に人権無視、労働基準法・育児介護休業法違反、生活破壊につながる人事は行わないこと。

13 県教委管内・静岡市管内相互の間の異動についても、採用「籍」にこだわらず希望を尊重し、居住地・通勤条件等を考慮すること。また従来同様、その旨県教委に対して積極的に働きかけること。

14 幼稚園・小学校・中学校への校種間異動についても、本人の希望を尊重し納得を得るようにすること。

15 本人より最終勤務校の申し出があった場合は、希望を最優先して長年の労苦に報いること。希望が叶わない場合にあっては、本人にその旨を早急に伝え、納得を得ること。とりわけ退職前2年において留任を希望する場合は、転任対象としないこと。

16 法の趣旨にそって60歳までの勤務を保障し、組織的・計画的な退職勧奨は行わないこと。本人から個別勧奨に応じない旨意思表示があった場合は、退職を強要しないこと。特に、女性教職員に対する差別的勧奨は行わないこと。

17 県教委が行っている「希望表明制度」は、異動希望先を「学校方針」や「研修」 と無理に結びつけさせ、教職員が自由に転任先を書くことができないなど問題も多いため、再び導入しないこと。

18 異動の有無を2月中に本人に知らせること。今まで以上に内示を早める努力をすること。問題が生じた場合は、誠意ある対応をすること。

19 事務職員・養護教諭・栄養職員の人事については、静西教育事務所と緊密な連絡を取り進行状況を把握し、押し詰まってからの希望外人事とならないようにすること。

20 教務主任を前提とした人事異動は、直ちにやめること。

21 複数校兼務、複数校への初任者指導などはやめること。

22 副校長、主幹教諭の設置をやめること。

23 CEART勧告を尊重し、組合と誠意をもって協議すること。

      以上
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「ワークライフバランスを考え」て・・・!? [市教委への要求・申し入れ]

ワークライフバランス!?

静岡市教委は、6月17日の通知『夏季休業中における施設等の管理及び教職員の服務について』で、次のように言っています。

 「夏季休業中は、幼児・児童・生徒にとっては休業日であっても、教職員については正規の勤務時間が割り振られていることを十分指導すること。」

 これについては、夏休み前には管理職がよく強調することです。それに対して組合は、以前から、「そういうことは4月の頭から強調するべきこと」「早出や時間外、休日出勤など、あるいは割り振られた時間外の仕事は調整すること」と言ってきています。わざわざ今言うことなのか、と。

 通知は続きます。
 「教職員の服務及び綱紀の厳正について十分留意し、市民から批判されることがないよう、指導監督に万全を期すこと。」
 結局これが言いたいのです。市教委や学校に“鉄砲電話”が入らないように、新聞沙汰にならないようにということでしょうか。
 しかし、夜遅くまで職員室など校舎に灯りがついていて、ひどい場合は日を超える人もいる、疲労で倒れる人がいる、まともな休養をとっていない教職員がいる、…そういう実態は「服務及び綱紀の厳正」に反しているのではないでしょうか。また、「先生っち忙しすぎる」と言ってくれる保護者も増えてきているように思います。それも「市民からの批判」ととらえるべきです。

 さて通知は、続きます。
 「その上で、行事、研修等の精選について配慮し、ワークライフバランスを考え、教職員の自己啓発、健康増進等を図るように努めること。」
 こういう内容が付いたのは、実態として大変になっている教職員の勤務に対して、さすがの市教委も危機感を持ち始めているあらわれです。組合が再三再四、現場の実態を訴え、改善を求めてきた成果でもあります。

 ただ、「努めること」でもわかるように、できたら努力しなさい程度です。「精選」とか「ワークライフバランス(仕事と生活との調和)」とか、現場に押しつけるだけです。おわかりのように、仕事を増やしているのは現場ではありません。市教委が先ずどう「精選」し「バランス」を保つようにするのか、具体的に計画的に示すべきです。

 また、この通知の宛先は、校長・園長です。管理職にも具体的な施策が求められています。求めていきましょう。
 まさかこの通知の1番目「1 新型インフルエンザに関する対応について」のことしか、管理職は言わなかったということはないでしょうね?

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5/26市教委交渉報告その1 安心安全の職場へ [市教委への要求・申し入れ]

09春闘 市教委交渉報告(重点項目)  2009年5月26日
報告その1

CEART勧告
▲ CEART勧告を誠実に受けとめて今後の対応に生かすこと

教育総務課;労安関係は誠実に行いたい。
 教職員課; 健康維持、人事管理に誠実に生かしたい。今後、文科省や県の動向を注視したい。

勤務時間記録
▲ 「教育職員始業終業時刻等記録簿」及び「勤務時間の適正な把握」の意義について、その趣旨を校長、教頭、教職員に徹底すること。とりわけ「自己申告」は 「やむを得ない場合」であり、勤務時間の実態を把握することに主旨があることを徹底すること。

 教職員課;適正な把握を、校長会、教頭会を通して、また学校訪問などで機会あるごとに指導したい。

衛生推進者=校長の仕事
▲ 『衛生推進者』の「学校を巡回し、空調設備などの施設・設備、温度・採光などの環境衛生、教職員の勤務実態等を点検し、問題があるときは所要の措置を講ずる」(文科省07年12月6日通知・留意点)という任務の徹底を図ること。

教育総務課;任務の徹底を図りたい。職務の周知を図りたい。

健康不安増加への対応
▲ 身体的・精神的健康不安を訴える教職員が増加している折、本人の申し出だけにたよるのでなく、校長の管理責任として勤務の軽減や休養・通院治療時間の保障など健康回復のための措置を講じるよう指導すること。

 教職員課;昨年度からの産業医の面接に引き続き、本年度からはメンタルヘルス事業を実施している。本人が行きやすい環境づくりをしたい。

勤務時間の割り振り
▲ 「教職員の勤務時間の割振り等に関する基準」が徹底されるようにするとともに、管理職への日常的指導を強めること。

教職員課;割振りが適正に運用されているか、学校訪問時に指導している。

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採用試験に20mシャトルランはいらない! [市教委への要求・申し入れ]

 5月20日、私たちは次のような緊急要求書を、市教委に送りました。
 静岡市の教員採用選考試験が7月11日に迫っています。
 市教委の誠意ある対応が求められています。

教員採用選考試験における20mシャトルランの中止等を求める緊急要求書

政令市移行以来、貴職がより良い教職員採用選考の実施に向けて様々な改善をされていることは理解していますし、その努力に敬意を表します。
 しかし、先日貴委員会が発表した平成22年度静岡市小・中学校・幼稚園教員採用選考試験の小学校の実技試験に、20mシャトルランが加えられたことには、受験者の生命にも関わる多くの問題点があると考えます。よって、私たちは今年度実施の教員採用選考試験における20mシャトルランの実施について、次のように求めます。誠意ある対応をお願いします。



1.実技試験20mシャトルランを中止すること。

 (1)真夏の体育館での急激な運動は大変危険である。2007年には埼玉県の教員採用試験において、水泳の実技試験中に38歳の女性受験者が急性心不全で死亡するという事故があり、埼玉県ではこれを受けて翌年の試験から水泳を取りやめている。静岡市においても同年代、あるいはそれ以上の年齢の受験者がおり、同様に事故が発生することは十分想定される。

 (2)要項では「小学生と共に活動できる体力・運動能力を持った小学校教員を採用するため」とあるが、「小学生と共に活動できる体力・運動能力」が具体的にどれほどのものなのか、それがなぜ水泳とシャトルランで測ることができるのか等、まったく説明がされていない。尚、私たちは、現職や退職者に水泳や20mシャトルラン(持久走)が不得意であっても、十分に小学生の教育、指導に力を発揮する教員を多数見ている。
 (3)シャトルランで評価できるのは往復できた回数だけである。したがって往復できた回数が多ければ多いほど好成績が得られことになる。そうなれば当然、年齢が若く体力のある受験者が有利ということになり、結果的に経験豊富な臨時教職員経験者が正式採用される道を狭めることになる。このことは、「即戦力」ともなりうる「人材」を失うことにもつながり、静岡市の学校教育にとって大きな損失となる。

2.貴職がそれでも実施が必要と考える場合、次の点を公表すること。

 (1)貴職の責任による事前健康診断、安全な設備、救急医療体制等、安全配慮義務に関わる措置を、明らかにすること。

 (2)実施する必然性と評価基準を明確に示すこと。その際、受験者、「身体に障害のある」受験者の心身に負担のかからないものとすること。

(3)以上については、とりわけ受験者に選考日以前にていねいに説明すること。

以上


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新型インフルエンザ 修学旅行等の対応は市教委が責任を持って [市教委への要求・申し入れ]

 新型インフルエンザの関係で、市内の中学校では、修学旅行等の実施について、不安が広がっています。
 学校だけの対応は、到底できません。様々な問題が起こっています。
 そこで、私たち組合では、次のような緊急要求書を市教委に送って、対応を求めています。

新型インフルエンザ対応についての緊急要求書

 国内での新型インフルエンザ感染の広がりに対し、静岡市でも不安が高まっています。特に、5月6月に関西方面への修学旅行を計画している中学校では、実施の是非をめぐって教職員、保護者の間で様々な意見が飛び交い、生徒たちも不安を隠せない様子です。すでに、出発の前日になって中止を決定した中学校も出ており、学校と保護者の間で混乱が生じているとも聞いています。そこで、生徒や保護者の不安を少しでも緩和し、現場での混乱を最小限にとどめるため、緊急に以下のような対応を要求します。



1.静岡市における新型インフルエンザへの対応の指針を、保護者にもわかるように明確に発表すること。

2.修学旅行の実施または中止についての決定を校長だけの判断に任せず、貴職が責任を持って指導すること。

3.修学旅行を中止または延期にした場合、キャンセル料などで多額の負担が生じる可能性がある。その費用を保護者に負担させないよう、市として予算措置すること。

4.上記3.についてどうしても保護者負担が生じる場合、就学援助受給者には実際に修学旅行に行っていなくてもかかった負担額を支給できるよう、臨時の措置を講じること。

5.上記3.について教職員の交通費や宿泊費にキャンセル料が発生した場合、教職員の負担にせず公費で負担すること。

6.休校や学級閉鎖の措置をとった場合、その日数分だけ長期休暇を削って授業日を確保するなどの機械的な対応をしないよう、学校を指導すること。
          以上
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